儲かる農業について考える
「農業は儲からない」離農する農家さんは口をそろえて、この様におっしゃいます。
農作業は重労働に分類される、体力勝負の過酷な仕事です。
しかし、頑張って働いても農作物の出来高はその年の天候、気候に左右されることも多く、思ったほど稼げない場合も多々あります。
また、農協依存の古い体質や諸外国との貿易による兼ね合い、進まない法整備なども農業不振に拍車をかけている要因の一つだと思います。
しかし、儲からないからと言って手をこまねいて見ている訳にはいきません。売り上げを安定させて儲かる農業に変えていく必要があります。
そこで今回は儲かる農業について考察していこうと思います。
どうやって売り上げを増やして、安定させるか?
儲けが不安定な農業に見切りをつけ廃業する農家さんがいる一方で、着実に売り上げを伸ばし儲かる農業を実践している方も間違いなく存在します。生産している作物も取り立てて自慢出来る品物ではなく、普通の商品です。
(高品質な果物を生産して、大きな差別化に成功しているケ−スも勿論あります)
売り上げを安定させる特別な方法があるのではないかと思われるかもしれませんが、複雑で難しい手法ではありません。
誰でも勉強して知識を身に着ければ実践出来ます。答えは簡単でインターネットを利用して売り上げを伸ばしていく方法です。
もっと具体的に突っ込んで考察するとウェブ上に販売サイトをつくり、そこで生産した作物の販売を行うのです。
現在ではアマゾンなどに代表されるウェブサイトが毎年右肩上がりに売り上げを伸ばし、事業を拡大させています。
私たち消費者にとっても非常に身近な存在でありながら日々の生活に欠かせないインフラとなっており、老若男女問わず利用してるのは周知の事実でしょう。
余程、特殊な品物でない限りはネット上のサイトで手に入らない物はありません。ありとあらゆるものが販売されています。
しかし、この状況を農作物に限定してみると、ネット上のサイトは一気に減少します。産地直送のさくらんぼ、メロン、マンゴーなどの果物類を外すとその数は更に激減します。
ここにネット販売後発組の農家さんでも付け入る隙があるのです。付加価値を添付するスタイルで勝負する
※ こんな美味しそうな野菜なら思わず注文したくなります。写真の撮り方も工夫が必要です。普通の野菜が本当に売れるのだろうか? 多くの方が疑問に思われるかもしれませんが、売れるか売れない?と問われると間違いなく売れます。
野菜などはス−パ−で購入するのが一般的ですが
「たくさんの品物を持って帰るのが面倒」
「買い物に行く時間がなかなか取れない」
といった理由からネットショップで購入される方も意外に多いのです。最近では無農薬に拘る方も増えています。
こういった方々を対象にサイトを構築していきます。つまりネットで購入して「自宅に届けてほしい」という二−ズにこたえる形で販売するのです。
不特定多数の顧客に広く浅くPRするのではなく、
購入対象者を絞る事がネット販売で成功するコツです。対象者を絞った上で商品と一緒に付加価値を付ける事で売れる様になるのです。
付加価値と言っても難しく考える必要はありません。無農薬、ポイントシステムを導入する、朝取り野菜を発送etc
この点はアイデア勝負ですが、思いつくまま試験的に実行してみましょう。評判がよかったものを継続して採用すればよいのです。
大手サイトにはマネ出来ない小回りの良さも個人サイトの強みです。
「無農薬に徹底して拘った至高のキュウリ」
「ポイントが貯まれば二品サ−ビス、送料無料」
「朝取り野菜を当日発送、翌日お届け」
私が今、思いついたキャッチフレーズですが、こういった点を大きくPRして見やすいサイトを作っていけばよいでしょう。
サイトを作って記事を投稿していきますが、野菜の日々の発育状態や農作業の様子、農園や畑の風景を画像でアップする事により信頼度が増していき、継続購入してもらえる様になります。
生産者であるあなたの顔写真も忘れずに載せておきましょう。ほのぼのとした写真であれば好感度がアップすること間違いなしです。
最近はサイト作成ソフトも多数リリースされています。購入していきなり作って即売れる!という事はありませんが(矛盾しているようですが事実です)地道に勉強してスキルを身に付け実践する事で成果が表れてきます。
ネット販売のスキルを習得しておけば大きな財産になりますから、この機会に取り組んでみてはいかがでしょうか?
上手く習得できればネット販売からスタートして様々な商品を紹介するアフィリエイトで大きく稼ぐことも可能になります。是非、ネット販売にチャレンジして新たな分野を切り開いて頂ければと思います。
■参考サイト
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知識ゼロから始める農家さんの野菜ネット販売:タカグチデザイン●サイト作成ソフト、シリウス
●サイト誰でも簡単にホ−ムぺ−ジが作成できる
ペライチ新規会員登録※タカグチデザインさんのサイトは非常に勉強になります。確認しておきましょう。
※ペライチの活用事例、つるかめ農園さんも素晴らしいサイト構成です。
編集後記
今回の記事作成にあたって、農作物の販売サイトに関して、かなり時間を掛けて調査しました。その中でも簡単にサイトが作成できる
ペライチさんには大きな衝撃を受けました。参考サイトをご覧になれば、その凄さがお分かりいただけると思います。
つるかめ農園さんのサイトなどは私が思い描いていたサイトそのものです。大きくて見易いですし、農園の風景や、畑の様子などもアップされています。
生産者のお写真も掲載してあり、非常に雰囲気の良いサイト構成になっています。このつるかめ農園さんは、私が見た限り、サイト作成に関しては皆さんと同じレベルだと思います。
にも拘らず、これだけのサイトが運営できているというのは、ペライチが優秀な証拠です。
もちろん、サイトを立ち上げた後も日々試行錯誤を重ねてここまで育ててこられた努力の賜物という事もありますが、この記事をお読みのあなたでも、努力すれば販売サイトの作成は可能です。
すぐに取り掛かりましょう。出来るかどうか悩んでいても何も解決しません。日々、手を動かして作業を行いつつ、検証していけば自ずと結果はついてきます。頑張って取り組んでみましょう。
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