燃料を抜く方法
キャブレターについている燃料を抜くレバーを引く
キャブレターの底についているネジを弛めて抜く
注油ポンプを使用して抜く
ディーゼルは基本的に抜かなくても大丈夫なのですが、夏用の軽油が入っている場合には冬に凍ってしまうことがありますので、燃料を冬用に入れ替えます。
※ ガソリンを抜くのが面倒な場合は2,3ヶ月に一度はエンジンを動かしておきましょう。定期的に始動させる事でエンジンのコンディションを 維持することが出来ます。
ネズミ対策について
穀物の刈取りに使用するコンバインやハーベスターを使用後、清掃せずに放置しておくと穀物の香りに引き寄せられたネズミが農機具の中に巣を作ってしまう事があります。
このネズミの巣が機械に絡まり故障の原因になります。またネズミが農機具内部に侵入してコ−ド類を噛み切るの事もあるので
部品交換や修理が必要になる場合もあります。意外な出費になるので注意が必要です。
ネズミ害防止にはコンプレッサー等を使って籾を一粒残らず取り除き市販のネズミ撃退スプレーを使用しておけば良いでしょう。
ク−ラント、エンジンオイルの交換
劣化したク−ランを入れたままにしておくと寒冷地域ではホース部分やポンプが凍結することがあります。
凍結すると機械が破裂して水漏れの原因になりますので適正な濃度のク−ラントに交換しておきます。
(または、冷却水を抜き取る)
エンジンオイルも潤滑油としての性能やエンジンを保護する性能が低下しますので格納前に交換しておきます。
交換後はエンジン全体に行き渡るまで十分時間をかけて動かした後に保管しましょう。
タイヤのメンテナンス
タイヤにとって一番効果的で簡単に出来るメンテナンスとはタイヤを使う事、つまり走らせることです。
タイヤはごゴムで出来ています。あまり乗らないとタイヤが運動できず、また同じ場所ばかりが路面に接地しているため、硬化してしまいます。
重さ数百キロから一トン以上の農機具を支えているのですから常にハ−ドな状態にある訳です。
農繁期が終われば倉庫で長期間放置されるので、出来れば時々動かした方がよいでしょう。
保管時には直射日光の当たらない場所においてスプレ―タイプのタイヤワックスをかけておきます。
以上、6つのポイントを記載しましたが、一番のメンテナンスはなんといっても機械を動かす事です。
エンジンかける事でオイルやク−ラントがきちんと巡り、機械の可動部分もオイルが馴染みタイヤも回転させる事でメンテナンスになる訳です。
用もないのに農機具を動かすのは勿体ないので、倉庫を整理する時にでもちょっと農機具を動かしては如何でしょうか?
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